リーディング

2009-02-11

The Notebook

The_notebook_2 中3のムスメが Nicholas Sparks の The Notebook の小説を読むと言う。英検3級を余裕で受かったと自負しているムスメは、次は準2級と鼻息が荒い。The Notebook のペーパーバックの帯には準2級~2級相当、と書いてあったのを見て、映画を見てストーリーさえわかっていれば、自分にも太刀打ちできるかも、と言う気持ちになったらしい。映画を見て、すっかり感動したムスメは、いざ挑戦!となったが、やはりさすがに難しかったらしく、30ページほど目で追った上で、時期尚早と投げ出した。
その上で、ママの実力も知りたいから、その本読んでおいてね、と言う。

まあ、しょうがないか、と、入浴中やらイオンスチーマーのスチームを浴びている時間などに、ちょびちょびと読み進める。入浴中に居眠りして本を水没させるなどのドジも経て、1ヶ月ほどでようやく読了。
ムスメに読んでいるところを見せる、と言う動機付けでもなくては、とても読み切らなかったかも。と言う点では、ムスメと競って英語学習!という新年の目標はきちんと達成しているといえる。

さて、どんなストーリーかというと・・・ 
認知症になり自分のことも夫のことも記憶になくなってしまった妻に、自分たちが結婚したときの熱愛のエピソードの記録を読んで聞かせる夫、と言う話。若い時の二人がお互いの愛を確信するシーンはきれいだし、老いてなお妻を熱愛する夫や、意識の切れ間に夫への愛を認識する妻の姿は、それなりに感動的だった。
ただ、一番強く感じたのは、認知症によって、自分の過去や自分の愛する人のことなどをみんな忘れてしまうことへの恐怖や抵抗や絶望、その合間の自分を取り戻した一瞬に没入しようとする感覚、といった、自分自身に対する強いこだわりだった。
私などは、認知症になって、自分がだんだんふわーっとなくなって、どんどん拡散して、最後にこの世からいなくなる感覚は、そんなに悪いものじゃないのではないかと言う気がしている(周囲の人ははた迷惑かもしれないが)。自己にこだわらない日本人的感性なのかもしれない。それに比べると、この話の登場人物たちは、「自分」や「愛」に強くこだわり、老いや病とともにそれがはかなくなりそうなのを、お互いに必死につなぎ止めあう、という感じがとても強かったのだ。

こんな感想をムスメに話すと、ストーリーにどっぷり浸かって涙したいムスメからは、だからママは理屈っぽくていやだとか、みそくそにいわれそう。まあそのうち、英語学習だけでなく、いろいろなことで火花をとばすようにディスカッションしたいものだけどね。

SSSによるブックレビューはこれ
51000語

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2008-03-20

In Her Shoes と ディスレクシア

だいぶ前に買って、たまの贅沢の長風呂の時にだけ読んでいた In her shoes をようやく読了。半年以上かかってしまったが、最後は一気に読み進むことができた。

In her shoes は、二人の姉妹の物語。Camalon Diazらによって映画化されている。
映画の感想は、私のもう一つのブログの方に書いている。

映画と小説が異なるのは、主人公である二人の姉妹の内の妹のMaggieの変容のきっかけ。
Maggie はディスレクシア(失読症)があり、高校やコミュニティカレッジをきちんと卒業することができず、定職に付くこともなく、奔放な暮らしをしている。いろいろあって、弁護士をしている姉、Rose のアパートメントに転がり込んだにもかかわらず、Roseのボーイフレンドと寝てしまい、二人が仲違いする。
その後、Maggie は放浪し、最終的にプリンストン大学の図書館の片隅にねぐらを作って、そこで数ヶ月を過ごす。始めは見つからないように隠れているだけだったのが、徐々に、大学の授業などに潜り込むようになる。ディスレクシアの自分にも、詩であれば理解できるということに気づき、大学の詩の授業に出て、それまではなかった知的好奇心を目覚めさせてゆく。
詩からビジュアルなイメージを広げ、それを通して詩を味わうのだ。
詩が、ディスレクシアを乗り越えるきっかけになる、というのは面白い。

また、Maggie はその後、図書館に寝泊まりしているのが発覚しそうになり、逃げて今度は、フロリダの老人コミュニティにすむ祖母宅に転がり込む。ここでは、自由に買い物に出られないお年寄りのためのファッションアドバイザー兼パーソナルショッパーのような仕事を思いつき、軌道にのせる。どのような服がみんなに似合うのか、というのが直感的に解るのだ。彼女がどのように、お年寄りに似合う服をえらんでいくか、というシーンも、彼女の視覚的な偏りをあらわしていて面白い。

ディスレクシア自体は、小説の中ですごく重く扱われているわけではないけれども、それを中心に見ることで、この小説は別の味わい方ができる。ディスクレシアの世界をこのように描けるなんて、きっと著者の身近にディスクレシアの人がいるのかも知れないと感じた。

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2008-02-02

In her shoes

ずっと前に買ったまま、たまの贅沢の長風呂の時にしか開くことができなかったのがこの本。

In_her_shoes In her shoes.







先日、馬鹿な夫が、古いパスポートを持って海外出張のため成田に出かけ、そこから、正しいパスポートを持って~と泣きつき、仕方なく、突如成田往復を行ったときに、成田エクスプレスの友として本腰を入れて読み出し、昨日ようやく読了。

久しぶりのペーパーバック体験だった。はじめは1ページ読むのにもとても長い時間がかかっており、まだるっこしくてしょうがなかったが、300ページを越えたあたりからは1ページ2分くらいのペースで読めるようになり、後はとんとんと読むことができた。
改めて、多読もしっかりやらなくちゃ、と、思った次第。

話しはすでに映画化されていて、いろいろな味わい方ができる本だと思う。なかなか面白かった。

SSSの書評リストによる評価はこれ
138000語。

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2006-03-30

noisy village(2)

Noisy Village を読み終えた。
やかまし村に住む6人の子どもたちの1年の物語。
クリスマスやイースターなどの村の行事と、自然と触れ合う子どもたちの様子が生き生きと描かれていて、楽しかった。

YL4.5   24000語

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2006-03-06

チャーリーとチョコレート工場、読了

途中、投げ出しそうになってしまった、Charlie and the Chocolate Factory だったが、ようやく読了。

子どもたちに大人気のこの本。チョコレート工場や甘いにおいを想像して、うっとりして楽しむには最適だけれど、ストーリーとしては今ひとつだった。チョコレート工場にいけるようになったのも運のおかげ、その後は、他のわがままな子がわがままな振る舞いをする中で勝手に自滅してゆくののそばにいるだけで、ストーリー全体を通して主人公の成長のかけらも見られない。

やっぱり、工場の中の奇想天外な設定を楽しむことに主眼を置くべきなのだろう。

YL4.5  29,743語

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2006-01-12

チャーリーとチョコレート工場(1)

同じ、Roald Dahl のBoyが、暗いイギリスの学校生活の伝記で、どうも楽しく読み進めなかったので放り出し、最近再映画化された童話の Chalie and the chocolate factory を、通勤の往復の電車の中で読むことにした。
こちらは、旧バージョンの映画を以前DVDで借りて、その不気味なおもしろさにはまってしまったので、童話の方も楽しめそうということで、何気なくスタート。

文章は平易だし、話はおもしろいし、するすると読める快感。息ぬきにちょうどいいかも。
うちのムスメが日本語訳を3年生くらいの時に読んでいて、そのときはあっという間に読み上げていたようだった。してみると、わたしのリーディング能力は、小学校3年生程度、というところが妥当かも。

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2006-01-05

ロマンス小説を英語で読む

日本語の本でもそうなのだけれど、いくつかの本を並行して読むのが癖の私、リーディングでも、1冊、正月休みにロマンス小説を読了した。ちょっと公表するのが恥ずかしかったので、ブログには書いていなかったが・・・

読んだのはハーレクインロマンスの一冊。ハーレクインロマンスといえば、昔日本語版を2冊くらいもらって読んだことがあるきり。あまりにも予定調和の世界に、当時はそれ以上の興味はわかなかった。ただ、そのときの予想通りの話の展開を思い出し、英語でもきっと読みやすいだろうと思って、今回挑戦してみた。たまたま手にしたものがそれほど「大人向け」ではないマイルドな話だったので、ちょっと期待はずれ(?)だったが、予想通り、すいすい読めて、どんどんページが進むのが快感だった。

巻末に読者アンケートがあり、どのようなタイプのヒロインが好みか( strong-willed, adventuraous, desirable, papssionate, sensitive, desirable, needed by others,  taken care of ) とか、どのようなタイプの話が好みか(truely romantic relations, sexy romance, romantic omedies, ・・・ ) などなどの質問が並んでいた。こういう回答に応じて、ハーレクインシリーズはがんがん量産されているのだと思うと興味深い。

ロマンス小説といえば、先日見た映画、In her shoes の中で効果的に扱われていた。
地味でかたくなな主人公の家に、初めて男友達が遊びに来たときに、彼が彼女の愛読書のロマンス小説に目をとめてしまう。見られたくないものを見られた!と狼狽する彼女に、彼は微笑ながら応じてくれる。最終的には、二人ソファにくつろいで、彼が朗読するロマンス小説をすっかりリラックスして聞く彼女。彼のほうが「癪に障るがそんな気分になってきた」といいながら、二人はそういう関係に・・・・。これって結構、女性にとって夢のシーンかも。
自分の内にある弱い部分を開示しても揺らがない人間関係がある、と彼女がわかるシーンで、ロマンス小説が自分の中の弱さ、願望などの象徴として使われるのが、とても面白かった。

いずれにせよ、大人向け? 多読教材を新たに発見、という気分。もう1、2冊は試してみようかな。

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2005-12-08

またペーパーバック落札 + Boy(3)

前回のペーパーバック落札に気をよくして、またヤフオクを覗いて、何冊かの本を落札してしまった。本の買い込み癖は、職業柄、ついやってしまう。
今回は

子供向けの小説 Baby Sitters Clab シリーズを4冊
ばかばかしいくらいのロマンス小説(ハーレクインロマンスみたいなの)3冊
もう少しましなロマンス小説2冊

計9冊で、送料込みで1000円もしなかった。
これで、ここ数ヶ月の読み物は整ってしまった。
普段、ロマンス小説もサスペンス小説も、忙しくて読む暇がないから、英語の勉強にかこつけて、これらの本を楽しめれば一石二鳥、と皮算用をする私。

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現在 Boy は98ページ。
著者は寄宿制の学校に9歳で入ったところ。寄宿舎の仲間のホームシックに厳しく当たる寮監の女性におびえ、自らのホームシックにも悩むところ。寮の雰囲気は、ハリーポッターなんかをイメージすると、話が急に生き生きと見えてくる。

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2005-11-20

ペーパーバック落札

多読用、ということで、ヤフーオークションでティーンエイジャー向けの小説とか小ネタ話集のペーパーバックを4冊落札。送料を含めて4冊で千円ちょっと。なんてお買い得。ご機嫌になる。

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2005-11-17

Boy(1)

graded readers の楽しさに気をよくして、多読の世界に足を突っ込み始めた私。
電車での移動時に座れたときとか、入浴中など、隙間があると、簡単な英語の本を読んでいる。

次に挑戦しているのが、チョコレート工場の秘密で有名な Roald Dahl の自伝、”Boy”。
ノルーウェー出身でイギリスに暮らす両親のもとで育った著者が、イギリスの学校教育を受けるところまで目を通した。これからどうなるか・・・

英語は比較的平易。多読リストによるとYL5程度とのこと。

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2005-11-14

graded readers -I, Robot-

graded readers第一弾が面白かったのに気を良くして、第二弾、SFの古典的名著、アシモフの I, Robot に挑戦した。

かの有名なロボット三原則が、実際のロボットの行動や、ロボットと人々との関係にどのような影響を及ぼしうるか、ということを想像したもの。
人間の命令に従っても従わなくても、三原則に違反してしまうという葛藤事態に追い詰められて、壊れてしまうロボットの話など、とても面白かった。

Oxford BookwormsのL5。1800語レベル。130語/分。

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2005-11-10

graded readers -The Client-

リーディングの億劫さを克服するためには、易しい文章の多読がいいらしいと聞いて、酒井邦秀さんの本を参考にgraded readersを2冊ほど購入してみた。

その一冊が、ジョン・グリシャムのThe Client.
自分の語彙レベルがどの程度なのかよくわからないので、とりあえず1700語レベルとなっているペンギンブックスのgrade4の本を選んでみた。アマゾンから届いてみると、拍子抜けするほど薄い60ページほどの本。読んでみると、これは簡単。1分間に180語くらいのペースで読める。通勤の往復の電車の中で、2日で読了してしまった。どうやら、これよりは上の段階の本を読んでも問題はなさそう。

で、改めて思ったのが、なじみある単語だけなら、読むのはほとんど億劫ではないということ。なじみの薄い単語の場合、知っている単語とは言っても自由に使いこなせない。読みながら常に推論と確認のプロセスが入る。それが、読むことを億劫にしているのかも知れない。そうだとすれば、やはり、単語の力の弱さ、ということになるのだろうか。
いずれにしても、すこし、やさしめのリーディングは楽しいので、もう少し続けてみよう。

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2005-11-08

Tipping Point (1)

 私にとって、英語を読むのはとっても億劫な作業。
 オーディオブックなどを楽しく聞いてきて、英文を頭から理解することはそれなりにできていると思うので、逐語訳の癖のために読めないと言う状態ではないように思う。むしろ、目に入ってきた文字の羅列を英語の単語として認識する作業がとてもしんどいような気がする。日本語では意識しないのだが、失読症の人の一部は似たような状態なのかも知れないと感じる。
 とにかく英語に目をならす必要があるということで、やさしめの本を読んでみようと思う。

 と言うことで選んだのが、Tipping Point. 特別にやさしい本と言うわけではないが、ぱっと開けた瞬間、活字の大きさや使われている単語が妙に私にマッチしているようで、私の頭の中で活字がすんなりと意味に変換されるような気がした。これはいい、と言うことで、おとといから電車の中や、半身浴中などに読み進めている。1章を読み終え、現在30ページまで。
 小さな条件の変化の積み重ねがあるtipping pointに達すると、状況が大きな質的変化を起こす、と言うことは、伝染病の流行や、さまざまな社会的な風潮の広がりなどにおいてもしばしば見られるが、それがどのような法則の元におこなわれいるのか、と言うことについて分析した本らしい。
 1章では、大きな質的変化が起きるときの3つの原則について、大枠を説明してくれている。3つのルールとして、

①The Law of the Few
②The Stickiness Factor
③The Power of Context

と言うのがあるとあげている。2章以降でそれぞれの内容についての詳細が述べられるらしい。ちょっと楽しみ。
 
 

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